美観地区やアイビースクウェアで2時間ほど過ごした後、倉敷から清音まで伯備線に乗りました。井原鉄道は伯備線総社から列車が出ていますが、今回は清音から井原鉄道に乗ることにしました。

　清音駅では20分ほど待ったでしょうか。しばらくすると、シルバーメタリックの気動車が入線してきました。井原鉄道はワンマン運転で、気動車は新潟鉄工製でした。

　私が乗った気動車は清音を出るとぐんぐん速度を上げていきます。井原鉄道線内はほとんどの区間が高架となっているため、かなり飛ばしていました。途中の「矢掛−小田」間では運転手が昔の軽便鉄道跡（井笠鉄道）の説明を交えて運転していましたが、この説明の中で「井原鉄道は最高速度110km/hで運転しています。」とのことでした。

　そのほか、「子守唄の里高屋」駅を「中国地方の子守唄発祥の地」として紹介していました。

　井原鉄道線内は若干トンネルもありますが、その他は水田や住宅地の中の高架を走っていますので見晴らしが良かったですし、乗り心地も良いと思います。

　清音から50分ほど乗って終点の神辺に着きました。井原鉄道の感想としては、「子守唄の里」を走る高速鉄道ではないかと思います。

　神辺から福山までは福塩線，福山から岡山までは山陽線の快速サンライナー，岡山から相生までは赤穂線と乗車して、大阪から寝台急行「銀河」に乗って帰途に就きました。